別れがあって、出会いがあって、春はそういう季節で、純粋な気持ちでしっかりがんばっていく子を見ると、どきっとするな。わたしもがんばらなくちゃ。

桜が満開。きれい。朝も昼間も夜もすき。ふわふわするような、なんか、いいね。

わたしはいつの間にかおとなになっていて、何回も春を過ごしてきた。
春は、春から春へ繋がっているような感覚もわたしの中にはあるからかな。ふと昔の春を思い出す。荒川の土手で、○○さんと△△さんがいて、わたしはまだ高校生で。花火もしたんだっけ。自転車に乗っていて。菜の花も咲いていて。水面がきらきらしていたなぁ。あれって何年前の春だっけ。
そういうとき、ちゃんと思い出したくなかったりもする。夢だったような、ふわふわとしたやわらかいものにくるまれた、思い出の輪郭をはっきり描いて、現実感を持たせたくないというか、なんか、そういうの。あれは夢だったのかな。それでもいいし、そうじゃなくてもいい。これからもたくさん夢をみよう。