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別れがあって、出会いがあって、春はそういう季節で、純粋な気持ちでしっかりがんばっていく子を見ると、どきっとするな。わたしもがんばらなくちゃ。
桜が満開。きれい。朝も昼間も夜もすき。ふわふわするような、なんか、いいね。
わたしはいつの間にかおとなになっていて、何回も春を過ごしてきた。
春は、春から春へ繋がっているような感覚もわたしの中にはあるからかな。ふと昔の春を思い出す。荒川の土手で、○○さんと△△さんがいて、わたしはまだ高校生で。花火もしたんだっけ。自転車に乗っていて。菜の花も咲いていて。水面がきらきらしていたなぁ。あれって何年前の春だっけ。
そういうとき、ちゃんと思い出したくなかったりもする。夢だったような、ふわふわとしたやわらかいものにくるまれた、思い出の輪郭をはっきり描いて、現実感を持たせたくないというか、なんか、そういうの。あれは夢だったのかな。それでもいいし、そうじゃなくてもいい。これからもたくさん夢をみよう。
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箱根の温泉旅館で、たっぷりお湯を浴びて、あわびと静岡の牛と新たまねぎのステーキをいただきました。おいしいおいしい。新たまねぎ、甘かったなぁ。
源泉掛け流しのお風呂がお部屋に付いてるんだよ。贅沢しちゃった。お湯にひのきの匂いがして気持ちいい。
それから、星の王子様ミュージアムにも行ったんだよね。バスに揺られて、気持ち悪くなりながら。
ふわふわ風に吹かれて飛ぶしゃぼん玉と、サン・テグジュペリ氏の世界。
わたしは星の王子様しか知らなかったから、ほかの絵をはじめて見たけど、星の王子様の絵がやっぱりすき。表情がない顔からいろいろな表情を感じられる。
それと、「雨の日のわたしの心境」。悲しくもない憂いてもない、雨の日のわたし。小さい鉛筆書きの、雨の日のわたし。
じっくり じっくり
いこう、焦らずに。自分らしく。そう言って深呼吸してごらん。
いいよね、なんかもう春だし。ちょっと暑いくらいだし。
もう17日かぁ。
結局、髪はまあまあな感じの短さにして。うん。肩より長いかなくらいで。なんかー、うーん。ひとのことを気にしちゃだめ。うらやましがったり、ひとと比べて自分はどうこうとか、そういうのはよくない。疲れたときはそう考えがちなんだけどね。自分のことを自分で考えなくちゃ。昔のことにとらわれないで、いまの自分をことを、いまの自分が。それですこしずつ、できることとかしたいことをしていくしかないんだもん。時間を大切にね。いまはいましかないんだし。